エクセルは、表計算ソフトとして大変すぐれたものですが、弁護士業務においても欠かすことができません。
利息制限法に基づく元利金の計算など、ほとんどの法律事務所で、エクセルは使われていることと思いますが、こういった、文字通りの「表計算」に使うだけでは、もったいないことです。
例えば、エクセルでは、時系列で事実関係を整理する場合、ランダムに日時と出来事を入力しておいて、後から、時間順に並べ替えるということも可能です。また、過失相殺の割合をクリック一つで変えると、損害賠償額が計算できる、と言ったことも可能です。また、電話や、文書の受発信の記録をして、必要に応じて検索する、といったことも、エクセルを使えば、簡単にできます。