■ 弁護士島崎哲朗の経歴
1980年 京都大学法学部卒業
1987年 第一種情報処理技術者試験合格(※1)
1992年 弁護士登録
1996年 島崎法律事務所開設
※1 第一種情報処理技術者試験
試験制度が変遷しており、その後の下記試験に相当します。
2001〜2008 ソフトウェア開発技術者試験
2009〜現在 応用情報技術者試験
■ 所属団体
弁護士知財ネット
法とコンピュータ学会
■ 弁護士業務とIT経験
- 弁護士になる前の数年間(1980年代)、弁護士業務とは畑違いの、コンピュータソフトの会社で、BASIC、COBOLなどを使用して、数学教育用ソフトや事務処理用ソフトの開発に携わっていました。
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- また、短期間ですが、プログラミングの社内研修の講師や、資格試験予備校の情報処理技術者試験の対策講座の講師なども経験しました。
- まだ、今のようなインターネットのない時代で、 コンピュータと言えば、大型汎用機が主流で、ようやく、FM8、NEC−PC8001、IBM5550といったパソコンが出始めた頃のことでした。
ソフト業界を離れ、弁護士になってからは、インターネット、携帯電話が爆発的に普及し、技術の進歩は加速する一方です。これに伴い、インターネット上の法律問題(掲示板等への書込による名誉・プライバシーの侵害、他人の著作物を勝手にネット上で販売する等の著作権侵害、ネットで閲覧しただけで契約が成立したと主張する不当請求、等々)が激増しています。
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- その結果、こういった問題を迅速・的確に解決できるだけの知識・能力を持った弁護士が求められる時代となっています。
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- このような時代の中で、我々は、その要請に的確に応えられるよう、これからも、この分野の知識を貪欲に吸収し続けたいと考えます。
現在、当事務所は、弁護士が以前に勤務していたソフト会社を始め、IT関連会社が主要な顧問先となっており、また、ソフトウェア開発に関する紛争、インターネット上の名誉毀損・プライバシー侵害・誹謗中傷、インターネット上の著作権侵害などの事件の依頼が増えています。
さらに、最近では、話題のAR(※2)に関連した仕事の依頼もあり、弁護士の仕事を通じて、最先端の技術が現実のものとなって行く過程を目のあたりにしています。
※2 AR(Augmented Reality 拡張現実)
「セカイカメラ」のように、デジカメで取り込んだ画像に、関連した情報を付加して表示する技術。例えば、建物の画像に、その建物のテナントの賃貸情報や、建物内の飲食店の情報などが表示されます。
なお、「セカイカメラ」は、その後、サービスを終了しています【2013/12/17
「セカイカメラ」 サービス終了のお知らせ】(2014.3.14追記)